今週のエントランスホールのお花は、トルコキキョウ・リンドウ･ドナセラです。
皆様は｢竜胆(りんどう)｣というと何を思い浮かべますか？
竜胆は晩秋に楚々とした花を咲かせる野草で、古来より日本人に愛されてきました。
平安時代には紋様として装飾品に用いられ、古くは源頼朝･義経、木曽義仲など、清和源氏に縁のある武家の家紋として用いたとされております。
皆様も、清廉な武士の姿を連想させる様な清々しい竜胆の花姿を眺めつつ、平安時代末期に花を添えた武家社会の黎明期に思いを馳せてみてはいかがでしょうか？